母、救急病院に対して偏見あり

 というのも、ずっとずっと以前に、うちの父が(母も)とても若かりし頃、草野球チームに入っていたのですが、会社がお休みの土日、といってもその頃はまだ今ほど週休二日制が浸透していなかったので、 日曜日のみ野球をしていたのではないかと推察します。

 昔の人って、週に1日しかお休みがなかったのに、運動とかしてめちゃくちゃタフですよね。 日曜に運動して、次の日はもう出勤なんだから。筋肉痛とかならなかったのかな。 若いって素晴らしいな。 そういえば父が野球ばかりしているから、よく、たまの休みの日に子供たちを遊びに連れて行ってあげないのかと憤っていたのを思い出します。 

 それはさておき、ある日、父が野球をしていたときにケガをして、救急病院に運ばれたのです。

 日曜なので救急病院しか開いていないわけです。それだって、開いてくれていただけありがたい。

 結局、複雑骨折をしていて(滑り込んだ時に草に引っかかって折れたみたい)、 どちらかというと、救急病院は応急処置をしてくれるイメージだったので、親戚が普通の病院に転院を勧めてくれたにもかかわらず、父はそのままそこに入院。 

 もしかしたら転院は失礼だとでも思ったのか?わかりませんが、そうしたのです。

 そして、退院はしたものの、その後は歩くときに少し足を引きずるようになったのです。 ちゃんと治らなかったのです。 救急病院だったからかどうかは不明です。 日曜だったから、もしかしたら(骨折を見てくれるのって外科かな?)外科の先生がその時はいなかったとしても、平日ならしかるべき先生が診てくれるだろうから、関係ないかもしれないし、もしかしたらその救急病院では苦手な症状だったので治せなかったということも可能性0ではないとは思うけど、複雑骨折なので、ブラックジャックでもないと治せなかったのかもしれないし・・・・。

要するに、救急病院では治せない、という思い込みがあったのです。 なので、我々に 「別の病院を探せ」 と言い出したのです! 先生にも、「病院変わってもいいですか?」 と、言ってたかも。 

 とりあえず先生は、予定を組んでおくから一晩でも考えて返事をしてください、とのことでした。 

 今から他の病院を探したところで、そんなすぐに手術なんてできるのか?としか思えなくて、 一刻も早くした方がいいのに、高齢なので遅れれば遅れるほどリスクが上がるのに・・・ 我々としては、ここで受けてほしい!

 つづく!

おいしい!楽しい!神オレンジ